2022年は1月4日(火)が稽古始めになり、コロナも収束の兆しが見えてきている中、 16人の参加で順調なスタートとなりました。 そして2月24日(木)にはロシアのウクライナ侵攻があり、いまだに胸が痛む状況が 続いていますが、桜道場では年間を通して稽古を続けることができました。 2月25日(金)には桜道場の37回目の審査が行われコロナ禍の中、稽古に励んだ2名の 方々が5級合格、1名が初段を允可されました。 5月28日(土)には2年ぶりに日本武道館で全日本演武大会が開催され桜道場からは8 名が演武、1名が付き添いで参加することができ、無観客で参加人数に制限のある 中、気持ち良く楽しい演武をすることができました。 また8月16日(火)には38回目の審査が行われ、厳しい状況の中で黙々と稽古に励ま れた中から5級1名、4級4名、2級1名、3段1名の合計7名の方々が見事合格いたしま した。 そして8月にはピークを付けたと思われたコロナ感染者数が10月頃には収まりかけま したが、またぞろ増え始め会員の中にも家族が感染してしまいましたという方が増え てまいりました。 そのような中、11月19(土)20日(日)には公益財団法人日本武道館、公益財団法人 合気会主催、埼玉県合気道連盟が主管で地域指導者研修会の地元講師として私と埼玉 県連の吉田理事長が選ばれ、本部師範の関昭二師範、本部内弟子の深浦徹也さんと共に 埼玉県の多くの指導者の方々に指導できた事は得るものが多く、また桜道場、大宮道場の 多くの指導担当者が参加できたことはとても嬉しく心に残る研修会になりました。 12月に入ってもコロナの勢いは衰えることなく感染者数が増えていましたが、 桜道場の会員の中には年間を通してしっかり稽古を続ける人が多いので、12月20日(火) には39回目の審査を行うことが出来、1名の方がめでたく3段に合格いたしまして、 12月27日(火)に無事稽古納めを迎える事ができました。 本年もいまだにコロナの完全収束は見えず、昨年は3年続きで忘年会も開けない状況 でしたので今年こそコロナが収束し、世界が平和になっていく希望に満ちた明るい年 になることを祈念しています。 そして私達もしっかりとした感染対策のもと、明るく、楽しく、柔らかく、技を磨き あいながら和気藹々の稽古を続け、みんなで身体を養って元気に過ごしていきたいと 思っています。 合気道桜道場長 藤田潤一